あらすじ

王国の第四王子カイル・グランヴェルは、十五歳にして初めて戦場に立った。 だが彼は指揮官として未熟であり、たった一体の魔族に本陣を突破され、死を覚悟する。 その瞬間、謎の剣士が現れた。 袴姿の青年は巨大なハンマーを刀一本で受け止め、魔族を退かせる。 名を問うカイルに、彼は冷たく言い放つ。 「弱虫おまえなんかに語る名なんかねーよ」 それでもカイルは、その圧倒的な強さに心を奪われる。 王子として数多くの強者を見てきたはずの彼にはわかった。 ――この男は、他とは違う。 弟子入りを志願するカイルだったが、青年は拒絶する。 それでもカイルは諦めず、十日間毎日彼のもとを訪れ続けた。 根負けした青年はついに言う。 「俺は強いやつと、言ってることが一貫してるやつが好きだ。 お前がそれに当てはまると証明してみろ」 その言葉から、始まる二人の奇妙な師弟関係の物語。

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小説を読もう2026/03/18
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