あらすじ

仙人に憧れ、呼吸法と導引を修めることだけを生きがいにしていた高校生・滝沢秀斗。 だが修行に出ようとした朝、目の前に雷が落ち、あっさり死ぬ。 死後の世界で出会ったのは、老子――もとい太上老君。 「仙人にしてやる。その代わり異世界を救ってこい」と命じられた秀斗は、当然のようにチート能力を提示される。 だが彼はそれを拒否。 「もらいものの力で仙人になっても嬉しくない」と、まさかの太上老君を殴ってそのまま異世界へ転生してしまう。 転生先で王女マリーを救い、ギルドマスター・ボブランと激突した秀斗は、この世界の“魔法”が気の流れを乱暴に引き出す技術であることを見抜く。 対する彼の武器は、呼吸で己を整え、内丹を練り、大周天によって天地とつながる仙道。 魔法が「力を放つ術」なら、仙道は「世界を整える術」。 やがて秀斗――もとい現地ではなぜかシュート=タキザーとして登録された彼は、城下町で起きる昏睡事件や黒く淀む水脈、王城地下に眠る古代祈祷所の異変に巻き込まれていく。 それはただの怪異ではなかった。 この世界そのものの流れが、何者かによって歪められ始めていたのだ。 チートなし。 だが呼吸と気だけはある。 これは、雷で死んだ仙人志望の高校生が、 異世界の魔法すら再解釈しながら、仙道だけで世界を救っていく物語。

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カクヨム
カクヨム2026/03/18
  • 現在の作品雷で死んだ仙人志望の高校生、太上老君に『異世界を救え』と命じられるもチートを断って仙道だけで成り上がる