あらすじ

小桜美月(こざくらみつき)は漫画家志望の十七歳。高校は中退している。表向きの理由は、本気でプロの漫画家になるためというもの。しかし、実際はそうではなくイジメが原因だった。

そして今日も今日とて、そこそこ有名な出版社へ原稿の持ち込みへ。だが、読んでくれた編集者からは「面白くない」と手厳しいことを言われ、深く落ち込みながら自宅に帰るため外へと出た。

そして、俯き加減で歩いていたせいで前をよく見ていなかった彼女は、向こう側から歩いてきた人と激突。持ち込みに来た漫画の原稿は道端に散らばってしまった。

深く頭を下げている間に、その人物――三峰亨(みつみねとおる)は素早く原稿を拾い集める。そしてパラパラと読み始めてしまった。

恥ずかしくてたまらなかった小桜だったが、読み終えた後の彼の一言に驚いた。「すごくいいね」、と。自分が描いた漫画を褒められたのは生まれて初めての経験だった。

三峰は小桜を喫茶店へと誘う。そして、三峰は提案する。「では、私が小桜さんのアシスタントになってみるなんていうのはどうでしょう?」と。

彼のこの一言が、小桜の運命――物語を動かすこととなる。漫画に関してだけではく、恋心も。

これは漫画が繋ぐ、初恋青春物語。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
アルファポリス
アルファポリス2026/03/18
  • 現在の作品ダークグレーな青春を塗り替える私の話