あらすじ
記憶を持たずにこの世界へ生まれ落ちた少年、ティプスタン。
彼は「ネクロクレイマン」と呼ばれる種族の分裂能力によって、少女ミミリルから生み出された存在だった。
言葉も知識も持ちながら、自分の過去だけを失った“空白の存在”。
そんな彼に、ミミリルは笑って言う――「これから作ればいい」と。
エルフの少女ルベッカと出会い、三人は冒険者としての道を歩み始める。
やがて彼らは、この世界の象徴とも言える巨大な山。グラン・エルヴスへと導かれていく。
これは、“自分の物語を持たない少年”が、
この世界の中で“自分という存在”を見つけていく物語。