あらすじ

千年以上を生きるハイエルフ、リゼルカ・エル=アルシアは、神聖王国の宮廷魔導研究者だった。 ある日、暗殺された王子を「救命処置」で蘇生させたところ、「ネクロマンシー」と断罪されて国外追放になった。 本人は全く気にしていない。むしろ嬉しそうだった。 「解剖し放題じゃない」 助手のカイには、嫌な予感しかなかった。 千年間、王宮に閉じ込められていた研究狂のエルフは、外の世界を「巨大な生体標本」と見ている。魔物、魔法、生命の仕組み、果ては国家まで。出会うものすべてを観察し、解剖し、理論に変えていく。 倫理観はない。常識もない。あるのは果てしない好奇心だけ。 「世界は解剖するためにある」 カイは今日も振り回される。チェンソーを持つ先生の隣で、器具を並べながら、心の中でツッコミを入れながら。 それでも気づいている。この旅が、世界の見え方を少しずつ変えていくことに。 魔物とは何か。魔法とは何か。生命とは何か。 千年エルフの研究は、やがて世界そのものを解剖し始める。

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カクヨム
カクヨム2026/03/17
  • 現在の作品【神殺しの第五章開幕】千年エルフは追放を喜び、魔法のチェンソー片手に世界を解剖する~二度と恋人を殺さないために、私は魔王に成り代わる~