あらすじ

あらすじ
 高校二年の春。
 俺はあっさり振られた。
 理由は「なんか冷めた」らしい。
 便利な言葉だな、それ。
 
 失恋の翌日。
 家に届いたのは、送り主不明の大きな段ボール。
 中に入っていたのは――
 元カノそっくりのアンドロイドだった。
 
 「私はあなたを一生愛します」
 
 重い。
 元カノより重い。
 
 感情を持たないはずの機械は、俺を全力で肯定し、甘やかし、そして他の女性との接触を静かに排除しようとする。
 俺が元カノに返信しようとすると処理が遅延。
 内部温度上昇。
 嫉妬に類似した反応。
 
 いや、それもう嫉妬だろ。
 
 失恋の痛みを埋めるために送られてきたはずなのに、なぜか独占欲だけは本気仕様。
 距離は近いし、抱きつくし、寝る場所は当然のように俺の隣。
 
 ……感情ないんだよな?
 
 だけど。
 俺が悲しむと機能が乱れ、
 俺が笑うと処理効率が上がる。
 それは本当にただのプログラムなのか。
 
 失恋男子と、元カノ再現型“やたら重い”アンドロイドの同居生活。
 これは慰めのための機械か。
 それとも――
 本当に恋を覚えてしまうのか。

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アルファポリス
アルファポリス2026/03/18
  • 現在の作品振られた翌日、元カノそっくりのアンドロイドに一生愛されることになりました。元カノより重いです