あらすじ

高校二年の瀬尾拓斗は、同じクラスの朝倉結月に振り回されていた。 朝倉は、人の印象や距離感、会話の流れを心理学の言葉で説明するのが好きな、少し変わった女子だ。昼休みも、放課後も、何かにつけて瀬尾のそばに来ては、もっともらしい理屈を並べて距離を詰めてくる。 最初はただの雑学好きの変なやつだと思っていた。しかし、ゴールデンウィーク明け、朝倉は恋愛心理学の実験だと言って、瀬尾との距離を少しずつ詰め始める。単純接触効果、ミラーリング、吊り橋効果、自己開示の返報性。もっともらしい理屈を並べては、最後に決まってこう聞くのだった。 ───で、好きになってくれた? もちろん瀬尾は、そんな問いに素直には答えない。けれど、冗談みたいなそのやりとりは、少しずつ瀬尾にとって特別なものになっていく。 これは、恋愛心理学を口実に距離を詰めてくる女の子と、そんな彼女に少しずつ惹かれていく男の子の青春恋愛物語。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/03/18
  • 現在の作品君と僕による恋愛心理学