あらすじ
人より少しだけ、いやかなり“匂い”に敏感な高校生・柊真央は、誰にも言えない秘密を抱えていた。
それは――女子の汗や、制服に残る体温混じりの匂いに、とんでもなく弱いこと。
そんな彼の高校生活は、隣の席になったクラスの美少女・朝倉ひよりによって一変する。
明るくて、距離感が近くて、無防備で、しかも少し汗っかき。
ノートをのぞきこまれる。廊下で腕が触れる。体育のあとにすぐ隣へ座られる。
そのたびに真央の理性は限界寸前。なのに、ひより本人はまったくの無自覚だった。
さらに、汗を気にしすぎる清楚系委員長、部活帰りがいつも危なっかしい幼馴染、やたら密着してくる後輩まで現れて、真央の平穏な学園生活はどんどんカオスに。
「ただの変態」だと思われたくない。けれど、匂いで相手の緊張や無理までわかってしまう真央は、気づけば誰よりも彼女たちの近くにいて――。
これは、汗ばんだ制服の距離が近すぎるせいで、毎日ギリギリを更新する男子高校生と、ちょっと無防備すぎる美少女たちが織りなす、にぎやかで危なっかしい青春ラブコメである。