あらすじ

依頼を受け、依頼をこなし、そして報酬を得る。 それが、冒険者という生き方だった。 街の酒場には、今日も様々な依頼と人間が集まる。金を求める者、名を上げたい者、ただ日銭を稼ぐために剣を取る者――理由は違えど、彼らは皆、依頼によって生きていた。 そんな冒険者の中に、少しばかり風変わりな二人組がいる。 豪快で考えるより先に動くモンク、ザッツ・リー。 そして口数は少ないが常識人のドルイド、チムク。 ある日、二人が酒場で酒を飲んでいると、一人の令嬢が現れた。 気品ある佇まいの彼女が持ち込んだ依頼は、意外にもささやかなものだった。 「私の猫ちゃんを探して欲しいのですわ」 それは一見、危険もなければ大きな報酬も期待できない、ただの迷い猫探し。 しかし、ザッツとチムクにとっては、どんな依頼であろうと立派な仕事である。 こうして二人は依頼を引き受けることになるが――果たして無事に猫を見つけ出し、報酬を手にすることはできるのか。 これは、少し頼りなくて、どこか間の抜けた冒険者たちが繰り広げる、いつも通りで少しだけ騒がしい一幕。 冒険者とはどんな仕事をしているのか。 その一端を、どうぞ覗いてみてほしい。

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小説を読もう2026/03/17
  • 現在の作品冒険者の日常:猫はどこだ、酒はある