あらすじ

世界が終わる夢を、私は三百二十一回見ている。 三百二十二回目の夢の中で、妹は死ぬ。 そして現実の世界でも――その未来は「記録」されていた。 宇宙観測機関《アーカイブリング研究局》。 そこには、宇宙のすべてを保存するための巨大構造体《アーカイブリング》が存在する。 銀河、恒星、惑星、人類の歴史。 あらゆる情報が記録されるその装置は、未来すらも観測できてしまうのではないか――。 研究員であるホタルとアカリは、双子の姉妹としてその中枢に関わっていた。 だがある日、観測ログの中に「存在しないはずのデータ」が発見される。 それは、まだ起きていない未来の記録。 そしてそこには、はっきりと刻まれていた。  ――AKARI / DEATH 夢と現実が重なり始める。 なぜ未来が記録されているのか。 なぜ妹は死ぬのか。 そして「記録」とは何なのか。 やがて二人は知ることになる。 この宇宙そのものが、“記録された存在”であることを。 そして。 最後に残るのは、たった二つの光。 これは、 宇宙の終わりを記録する物語。 そして―― 読者であるあなたが、「次の記録者」になる物語。

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カクヨム
カクヨム2026/03/17
  • 現在の作品宇宙が終わる夢を、私は三百二十一回見ている