あらすじ
私はロシア人。
日本に住んでいるロシア人。
日本人の男性と結婚して、幸せに暮らしていたロシア人。
でも、プーチンと同じ血が流れているロシア人。
ロシアの軍人と同じ血が流れているロシア人。
それが許せない。
この体に流れている血が許せない。
ウクライナ侵攻が始まった日から平穏ではいられなくなった。
じっとしていることはできなくなった。
このままではダメだと思い、夫に黙って日本を出た。
向かったのはトルコだった。
しかし、それが最終目的地ではなかった。
私は戦地に飛び込み、ウクライナ人を助けるための活動を始めた。
* *
2022年2月24日、ロシアによるウクライナ侵攻が始まった。
4月2日、キーウ近郊のブチャでジェノサイド(集団虐殺)が確認された。
そして今もロシアの攻撃は続き、死傷者は増え続けている。
日本在住のロシア人女性とその夫、国連代表部の次席補佐官と総理大臣秘書官の目を通して、侵攻による悲惨さとやりきれなさを綴りました。そして、最後に希望も。
一日も早くウクライナに平和な日が訪れますように!