あらすじ
婚約者だった伯爵令息ユリウスが、屋敷のメイドと駆け落ちした。
残された私は豪商の娘ルイーズ。
婚約破棄の騒動で伯爵家は借金まみれ、父は激怒。裁判沙汰になりかけたその時、
「僕がルイーズと結婚します」
そう名乗り出たのは、まだ十三歳の彼の弟リュシアンだった。
家を救うために頭を下げる彼が可哀想で、私は決めた。
一時的に婚約して伯爵家の財政を立て直し、軌道に乗ったら離婚しよう、と。
……そう思っていたのに。
五年後、夫となったリュシアンはなぜか妙に距離が近い。
この結婚は、どうやらお金目当てではないらしい……?
※小説家になろうにも掲載してます