あらすじ
感情・記憶・意思が交差する《ブレイン・シティ》。
その街は、「絆」で出来ていた。
一話完結×連作ストーリー
* * *
社会人1年目、湖葉みこ。
彼女の脳内には、“ブレイン・シティ”という街がある。
そこは、眠らない都市。
感情も、記憶も、呼吸さえも──
この街の住人たちが、24時間動かしつづけている。
「お昼ごはん、何食べよう?」
そんな小さな迷いから、
「もう、頑張れない」
という深い叫びまで。
どんな瞬間も、彼らは本気で議論し、決断し、
支え合いながら、命をつないでいく。
そんなブレイン・シティには、時折暗雲が立ち込める。 職場の違和感、過去のトラウマ、洗脳、依存、
繰り返す悪夢……
“心の脅威”が次々に押し寄せ、
みこの「まち」を揺るがせる。
それでも、彼らは闘う。
静かに、激しく、誰にも知られずに──
”すべては、君が君らしく、
幸せに生きられる未来のために。”
その中枢に立つのが、司令官・Zen。
──彼には、とある“秘密”があった。
「もう一度、みこを守りたい」
これは、「脳」という名の“街”を舞台に描かれる、
「心理×脳科学×愛の再会」の物語。
眠れぬ夜も。頑張る朝も。
あなたの中には、“ヒーロー”がいる。
【登場人物】
名前|湖葉 みこ(みずは・みこ)
年齢|23歳(社会人1年目)
性格|穏やかで落ち着いている。
好きなもの|本屋の静けさ、温かい紅茶、手帳に書く日記
【ブレイン・シティの住人たち】
Zen(前頭前野)
意思決定・計画・理性型の頼もしい司令塔。
ある「秘密」を抱えている。
ももたん(扁桃体)
恐怖・感情の記憶担当。
警報係という重大任務を背負う。
Umi(海馬)
記憶の番人。
アーカイブ管理担当で、傷つきやすく繊細。
そく(側坐核)
やる気担当。
気分屋だけど素直。褒められると即復活。
師匠(視床)
感覚の中継&調整のエキスパート。
冷静な管理者。
このみ(小脳)
バランス・動作調整が得意な職人。
Mr.Brain(脳幹)
生命維持の影の守護神。
癒果(ゆうか/松果体)
体内時計の調整を担う癒し担当