あらすじ
役立たずの鑑定士――そう言われて、俺はパーティを追放された。
剣士、武闘家、魔法使い。
戦える仲間ばかりのパーティにとって、戦えない鑑定士は「荷物」だったらしい。
だが彼らは知らない。
俺の鑑定スキル《星眼》が、普通の鑑定とはまったく違うことを。
星眼で見えるのは現在の能力だけじゃない。
潜在能力、適正武器、そして――未来の成長。
つまり俺には
「誰が将来最強になるのか」が分かる。
追放された俺は決めた。
だったら落ちこぼれ達を集めて、最強のクランを作ればいい。
魔力はあるのに恐れられて孤立した魔族の少女。
剣の才能がないと笑われ続けた剣士。
スリとして生きてきた獣人の少女。
だが星眼は知っている。
こいつら全員――将来は化け物級だ。
これは、役立たず鑑定士と追放された俺が
落ちこぼれ達の才能を見抜き、最強クラン《明星》を作り上げる成り上がりファンタジー。
そしていつか、俺を追放した元パーティは知ることになる。
自分たちが追い出した鑑定士が、どれほどの存在だったのかを。