あらすじ

勇者が魔王を倒した。戦争は終わった。 だが、魔族はまだ生きている。 比較歴史学の非常勤講師だった男は、魔王軍の将軍として目を覚ました。 頭に残る将軍の記憶。手にこびりついた返り血。壊走する数万の兵士たち。 共鳴が消えた戦場で、歴史の知識だけを武器に、撤退を命じる。 ナポレオンのワーテルロー、長篠の後の武田——敗軍の末路を知る男が選んだのは、反撃ではなく生存。 人間に勝てない。チートもない。魔族は五十五年の戦争の加害者でもある。 それでも、生きる権利はあるのか。 角を削り、言葉を捨て、血を薄めてでも——未来へ灯を繋ぐための撤退戦が始まる。 ※カクヨムでも掲載中です。

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小説を読もう2026/03/16
  • 現在の作品魔族撤退戦記 ~勇者が魔王を殺した、その日から~