あらすじ
「オルクス、君はこのパーティーから抜けてくれ」
戦士オルクスはAランクパーティーを追放された。
腕が悪いわけではない。むしろ冒険者全体で上澄の方だ。ただ敵を前にすると止まれなくなる『突っ込み癖』のせいで味方と連携できないという致命的な欠陥を持っていた。
敵が弱いうちはそれでも通用するが、敵のレベルが上がるにつれて厳しくなる。
パーティーの更なる飛躍のための追放のため、オルクスは寂しさを感じていたが、その理由に納得していた。
同日、幼馴染のミリアもパーティーを追放された。ミリアは神官だが回復魔法を使えないという欠陥を抱えていた。
リーダーのダンチから役立たずという烙印を押され、パーティーは新しい神官をすでに仲間に迎えていた。
クビになった二人はヤケ酒をしながら、もう自分たちが入れるパーティーなどないのではと不安に駆られる。
翌日、二人は冒険者ギルドでメンバー募集しているパーティーを探していた。
するとダンチが嘲笑を投げかけた後、バジリスクを討伐するためダンジョンへ向かうことを宣言してくる。
それを聞いたオルクスは、ミリアと二人でパーティーを組み、先にバジリスク討伐を果たそうと持ちかける。
ここから欠陥冒険者二人の再生が始まる。