あらすじ

誰かの心に響くような「小説」を書きたい少年、海野 月。 誰かの心に響くような「絵」を描きたい少女、桜田 望。 月は昔から本を読むことがすごく大好きで、それは最近も変わらずだった。けれど、尊敬する作家を本を読む度に、「いつか、この人みたいになりたい」「こんな面白い話を書いてみたい」と思うようになる。 そして中学生になり、物語を「書く」ことを始めた。 ネットで上げていた小説も、いいねは0で、閲覧数も常に0。まさに挫折を経験したのである。 一方望は、絵や芸術にものすごく関心があり、中学生になって、美術部に入部。日々の部活も楽しく、全て順調。そう、思っていたのだけれど。望の人生初のコンクールが夏に開催されることになった。そして、自信満々で提出した絵はどこまで進んだのか。いい結果ばかりが頭を過ぎる。「金賞」「銀賞」「部内一位」。 そして渡された紙には、「落選」。この2文字だけが書かれていた。 部活終わりの帰り道、最寄り駅で電車を待っていた望は、あまりの悔しさと絶望で視界が涙で歪んでいた。あふれんばかりの涙を必死に堪えて嗚咽する。 すると、誰かの足音が現れ、望の方へ近づいて来た。 同じ制服をきた、男の子。手に持っているノートには、「海野 月」と書かれていた。 泣いているのがバレないように、望はそっと立ち去ろうとするが、… 「なんで、泣いてんの?」 声をかけられて、何も言えなくなってしまい、望は月から逃げるように電車に乗りこんだ。

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小説を読もう2026/03/15
  • 現在の作品書けない僕と描けない君