あらすじ

シャルル七世の軍事改革と常備軍創設は、勅令の公文書が現存していなかったために実態が不明瞭でしたが、2015年の新資料発見により詳細が判明しました。この10年でヨーロッパ軍事史の研究は飛躍的に進んだものの、日本語資料は稀少なため、最新情報を翻訳・整理して紹介します。 -- 長編小説『7番目のシャルル』の主人公、フランス王シャルル七世の軍事改革と常備軍創設——。 年代記にその記述があるものの、勅令の公文書が現存していないため、一部の研究者から「勅令はもともとなかった。シャルル七世は改革と無関係」といわれてきました。 ところが、2015年に中世アラゴン史の研究者ステファヌ・ペキニオ(Stéphane Péquignot)氏が、バルセロナ歴史文書館で「シャルル七世の軍事改革勅令・カタルーニャ語訳」文書を偶然発見! これにより、シャルル七世の治世および改革の詳細が明らかになり、ここ10年で中世・近世ヨーロッパ軍事史の研究が飛躍的に進みました。発見から10年以上経ちますが、日本語でこの件に触れている資料がほとんど見当たらないため、当方が知り得ている情報を翻訳しながらまとめてみます。 ちなみに、シャルル七世の軍事改革の初期構想は1430年代から始まっており、拙作『7番目のシャルル、聖女と亡霊の声』青年期編の終盤でリッシュモンが復帰したのが1434年。実質、この事業はシャルル七世とリッシュモン主従の共同作業みたいなものですね。 ⚠️カクヨム、note、pixivFANBOXにて、レイアウトを変えて重複投稿しています。

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カクヨム2026/03/15
  • 現在の作品シャルル七世の軍事改革勅令