あらすじ
世界には、生者が生きる現世と、死者が送られる幽世が存在している。
死者たちは再び生き返るため、動物や物に取り憑き、実体を得ようとした。
そこから生まれた存在――それが妖怪だった。
妖怪たちは人々を脅かし、平安の世を混乱に陥れる。
そこで立ち上がったのが、大陰陽師 安倍晴明。
晴明は生者の世界『現世』
死者の世界『幽世』
妖怪の世界『妖都』
三つの世界の境界を作り、帝の命によりその管理を行った。
それから千年。
神社の息子、春日零。
女の子と見間違えられるほどの中性的な顔立ちを持つ、高校生。
ある日、零は両親に『社会勉強』と言われ、不思議な巨大な岩の前へと連れて行かれる。
その岩に触れた瞬間、零は見知らぬ街へと飛ばされてしまう。
そこは、人間の世界ではない場所――妖怪たちの都『妖都』だった。
さらに、狐の面をつけた謎の男から告げられる。
『あなたは、僕が買いましたから』
両親に売られた(らしい)零は、その男が管理する妖怪の学校へ通うことになる。
人間なのに妖怪学校へ入学!?
個性豊かな妖怪たちとの出会い。
そして、千年前から続く因縁――。
妖怪だらけの学園生活が今、始まる。
――ようこそ、妖都へ。