あらすじ
【全9部作『彼女の計画』シリーズ 第5-1部『彼女の傍観者』の一章/全3話完結】
「非常階段、見えてましたよ」
あの日、誰かが置いた匿名のメモ。
それは、彼女の人生で初めての「誰かに向けた行動」だった。
中学でいじめられる親友を助けられなかった私。
大学で必死に頑張ったのに、輪の中に入れなかった私。
就職後、恩人だと思っていた瞳さんに「無視された」と感じた私。
そんな私が、ある日、偶然見てしまった――
非常階段の二人と、それを「見ている」もう一人の誰か。
確証はない。でも、伝えなければ。
このメモが、やがて大きな連鎖の一部になることも知らずに。
※本編『彼女の計画』シリーズも連載中。本作はシリーズの一部として、本編と併せてお読みいただけます。