あらすじ

コブコ・ランブルこと俺は転生者だ。 田舎の男爵家三男として生まれ、成人になれば家を出て地方の役人になる予定だった。 「コブコ。ファンガスが娼婦と駆け落ちして、消えた。今日からお前がランブル家の当主だ」 「は?」 長男ファンガス、別腹の兄であり、俺を戦闘スキルがないからと虐げてきた人間だった。 貧乏、そのくせ見栄っ張り。厄介なランブル家を継いでくれるのだから、と我慢してきたので、感情が爆発する。 「絶対に嫌です!!」 とコブコは必死に抵抗するが、当主を押しつけられてしまう。 しかも長男の駆け落ちにショックを受けた義母の療養に、父は遠い場所で暮らすことに。 「ぐぬぬっ、絶対に後悔させてやる。俺も、領地も、捨てたことを。でもどうやって?」 この世界では、生まれ落ちた時にスキルがもらえる。 俺のスキルは『交渉』。スキルを発動すると、交渉成功率の増減が見えるだけ。 ……でもやるしかない。絶対に後悔させてやるっ! と意気込む俺。 「よし、そうと決まれば今から……明日から頑張ろう」 されどマイペースを崩さず、のんびりと口先だけで、領地を発展させていくのだった。 技術の高い工房を誘致したり、商会と有利な契約を結んだり、社交会で大立ち回りしたり。はたまた、ベタ惚れ令嬢にさらに追い打ちをかける鬼畜ムーブをかましたり。泥臭くも華麗なる成り上がり譚。

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カクヨム
カクヨム2026/03/15
  • 現在の作品弱小貴族は口先だけで生きていく~スキル『交渉』でのんびり領地を発展させる。工房誘致、取引先拡大、人材勧誘、後ろ盾の婚約者候補は……ベタ惚れに気づかず口説き続ける