あらすじ

火龍一体、討伐コスト数十億。 その上、兵器は特別整備で一ヶ月停止。 そんな現代日本で、異世界帰りの勇者に必要なのは聖剣より先に――予算承認だった。 ダンジョンと魔法が行政課題になった日本。 特防省装備調達局の主任・九条湊は、英雄を信用しない。 奇跡は強い。だが再現できない。 一人の天才に頼る組織は、必ずどこかで破綻するからだ。 しかし、火龍級災害の夜。 九条の計算した避難計画は現場の混乱で崩れ、 歴戦の勇者ガランもまた、支援なき現代戦場では一人で勝ち切れないと露呈する。 制度がなければ救えない。 だが、制度だけでも救えない。 だから最悪のバディが生まれる。 帳簿で戦う官僚と、剣で戦う勇者。 これは、前線の無双ではなく、前線を成立させるための裏方無双である。

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カクヨム
カクヨム2026/03/15
  • 現在の作品異世界帰りの英雄に、ミサイルは売れません。