あらすじ
桜が舞い散る頃、長期入院していた叔母が息を引き取った…。看取るという初めての経験で、死というものを真近に感じた日だった。
物心がついた頃には、叔母は入院生活をしていた。両親に連れられてはよくお見舞いに行っていた。いつでも、笑顔で招き入れてくれて、ずっと遊び相手にも話相手にもなってくれる叔母が大好きで、子どもながら、叔母に会える病院が好きだった。弟ともよく一緒に行っては遊んでいた。病院ということも忘れて…。悲しみ、喪失感の中、葬儀の準備が着々と進んでいた……。そんな中、
叔母の葬式に見たことない人が弔問にくる。
誰に聞いてもわからない、知らないとばかり。でも、知っている人のような気もする…。
気になって仕方なくなる姪が、叔母の遺品を探り始める。