あらすじ
中学生でありながら深夜に家を抜け出し、町を散策するのが趣味の土師器斗真《はじきとうま》は、ある夜、顔が半透明で中の骸骨が透けて見える異形の者とすれ違う。興味をそそられた斗真は、その跡を尾けると、たどり着いた先は古式ゆかしき神社だった。そこで尾行がバレて捕らえられた斗真は、異形の者に問答無用で井戸に放り込まれてしまう。死を覚悟した斗真だったが、井戸の底は異界へと通じていた。斗真は異界を彷徨う内に、不思議な力を持つ赫眼《かくがん》を手に入れ、襲い来る化け物たちを次々に倒して成長していく。そして一年の月日が流れた頃、斗真はついに元の世界へ舞い戻る。だが赫眼で見える世界は、まるで異界のように化け物が跳梁跋扈していた。斗真は手に入れた能力を使い、化け物たちを次々に倒していくことになる。だがそんな斗真を或る組織が嗅ぎ付け、突如刺客を送ってきた。その組織とは、隠密裏に化け物と戦う討魔師集団だった――