あらすじ
僕の人生は、すべて書き込み済みの「台本」でできている。
誰とどう話し、何秒笑い、いつ相手を褒めるか。
全部スマホの中に答えがある。
あの日、クラスで最も冷徹な少女にスマホを拾われるまでは。
「……0612。あなたの誕生日は12月なのに、なんでお母さんの誕生日にしてるの?」
その一言から、僕の完璧な舞台は狂い始めた。
演技(うそ)を演じ続けたその先に、一体何が残るのか。
――演者・陽太の最終回(ラストシーン)が、今、幕を上げる。
※全6話完結予定(連載)です。最後までお付き合いいただければ幸いです。