あらすじ
これは、永遠の命を捨て深い眠りにつきたかった墓守の話である。
荒野の森の奥には小さな墓地があった。
もう人から忘れ去られ廃れた墓地ではあったがそこには守護者である墓守がいた。
彼の仕事はもう誰も来なくなってしまった数個の墓を守る事。
だが、そんな彼ももう眠りたかった。
誰も来ない墓を見つめながら心臓に手を当てる。そこにあるはずの心臓は欠けていた。永遠の時を捨てるには欠けた心臓の欠片を全て見つけ心臓にはめること。
でも、彼は墓地から出る方法を知らなかった。そんな中、迷い込んだ旅人と名乗るものが彼を一目見て欠けた心臓を探す手伝いをすると言い出して……?
果たして彼は永遠の命を捨てることができるのだろうか。それとも……。