あらすじ

鎌足は、なぜ王のそばに立つ者となったのか。 その答えは、飛鳥ではなく、河内枚岡にある。 難波と大和盆地を結ぶ山の西の口。 後にアメノコヤネへ連なると伝えられる中臣氏の始祖が根を置いたこの地で、中臣は神を祀るだけでなく、人と物と道を量る家となった。 若き鎌足は父・御食子に導かれ、荷改めと卜占の場に立つ。 そこで教えられる。 祭祀と占いと政治と行政は、もとは一つであったことを。 神寿詞とは、大王家を寿ぎ、中臣がその下に立つことを誓うことばであったことを。 これは、後の鎌足と不比等を生む家の、最も古い記憶をたどる別伝である。 ※この作品は作者本人により「カクヨム」と重複掲載してされています

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/03/15
  • 現在の作品河内枚岡 ー姫巫女の記憶 別伝1