あらすじ
魔力に満ち、魔法・呪い・特異体質といった〈理外の力〉が跋扈する国、「クリスタ王国」。
他者に宿る〈理外の力〉を明文化する能力〈真実の眼〉を持つ「王女の探偵」であるイマジカは、王族を殺してまわった狼男の調査に出ている間に、王女が呪いにかけられてしまったことを知る。
王女は英雄譚の舞台となった町「クランブルク」へとイマジカを遣わせ、その町で宿を営むという、王女に呪いをかけたと思しき呪術師から解呪の条件を聞き出すように命じるのだが……。
処刑された狼男の冤罪。顔を見せてから逃走する盗人。声を失った吟遊詩人。吸血鬼の犯した殺人の真相。
利き手が使えない少年。やけに態度が刺々しい人形のような美女。元奴隷で呪術師を殺した過去を持つ使用人。
長命で若々しい救国の英雄。呪いをかけた相手から解呪金をせしめる呪術師……。
消えた狼男はどこに――? 全ての呪いを等しく解く方法とは――? そして、窓のない宿で殺された呪術師を殺したのは誰――?
女探偵イマジカが出会うのは、いずれも一筋縄ではいかない相手ばかり。
彼女は果たして全ての謎を解き明かし、事件を解決に導くことができるのか。
彼女は「王女の探偵」として、何を選び何を選ばなかったのか――。
ファンタジー世界でだって、本格ミステリは成立する!!
〈探偵イマジカ〉シリーズ第一弾。
【読者への挑戦状付き】