あらすじ
銀座のバー「ミロク」のママ弥勒は、東亜の会長がパトロンで愛人。浜川の社長秘書である文殊は昔から弥勒と関係を持つ。他方で文殊は浜川の後輩の武智を愛している。弥勒は東亜の会長の愛人だがいろいろな男をもてあそぶ。浜川とも一夜を共にし関係を維持してる。東亜の会長の子飼いの石原をも歯牙にかける。若い時は佐々木とも関係をもち、ついには、佐々木を禅門に追いやる。この弥勒の魔性の正体はいかん。
弥勒(ミロク): 全てを支配し、愛する男(浜川)のために自ら泥を被る、冷徹かつ情熱的な闇の女王。
文殊(モンジュ): 聖女と痴女、光と闇の二重生活を送りながら、弥勒に刻まれた「肉体の記憶」と共に生きる依代(よ りしろ)。
浜川: 弥勒という欠落を抱え、組織を捨てて「真の鋼」を追求する孤高の経営者。アジア製鋼(株)の社長
武智: 文殊の闇を知らず、彼女を光の世界で守ろうとする純粋な青年。アジア製鋼(株)浜川社長の右腕、柔道部後輩
佐々木:妙心寺の禅僧