あらすじ

人間が罪を犯したとき、その魂は歪み、やがて肉体すら侵食して別の存在へと変質する。 世界はその現象を「悪魔化」と呼び、人間から生まれた怪物たちはヴィランズと呼ばれていた。 アメリカ政府はこの脅威に対抗するため、悪魔犯罪を専門に取り締まる連邦機関――DEA(Devil Enforcement Administration)を設立する。 その中でも、魂の歪みを追跡し悪魔を狩る特別捜査官たちは、ソウルシーカーと呼ばれていた。 ロサンゼルス。 欲望と犯罪が渦巻くこの巨大都市は、世界でも有数の悪魔発生地域として知られている。 その街で活動するDEA精鋭部隊「LAタイムズ」に、一人の女が所属していた。 ニッキー・キャット。 赤と青のツートンカラーの髪を持つ彼女は、人間ではない。 数百年にわたり悪魔を狩り続けてきた鬼の一族の戦士であり、かつて裏社会で“イレイザー”と恐れられた凄腕のガンナーだった。 だが彼女がDEAに所属した理由は、正義でも使命でもない。 すべては、復讐のため。 数年前、唯一の友人だった女性リズが、巨大犯罪組織アンダーテールの幹部に殺害された。 その犯人こそ、十二人の幹部“ナンバーズ”の一人―― ノラ・ネクロフィリア。 通称、ネロ。 懸賞金六百万ドルの大物悪魔犯罪者であり、死を司る「緑の戒律」を与えられた男。 ニッキーはその男を追い、組織の拠点があるロサンゼルスへと辿り着く。 だが、悪魔を巡る戦いの裏では、人類の歴史そのものを揺るがす巨大な陰謀が動き始めていた。 悪魔とは何なのか。 人間とは何なのか。 魂を狩る者――ソウルシーカーの戦いが、今始まる。

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小説を読もう2026/03/14
  • 現在の作品サンタモニカには鬼が居る