あらすじ

「あやとりなんて子供の遊びだ。戦えない無能はさっさと消えろ!」 Sランクパーティ『黄金の夜明け』の荷物持ち、糸山網太(いとやま・あみた)は、迷宮の深層でリーダーのゼノスから非情な追放宣告を受ける。 魔法も使えず、剣も振れない網太に与えられたスキルは、前世からの趣味である【あやとり】だけ。 絶望的な状況で一人残された網太。だが、彼が愛用の紐を取り出し、暇つぶしに『四段はしご』を作った瞬間、世界は一変した。 迷宮の天井を貫き、天界へと繋がる巨大な『神の門』が出現し、襲いかかる魔物たちを一瞬で次元の彼方へ消し去ったのだ。 実は網太のスキルは、この世を構成する「因果の糸」を直接操る、神の権能【星界編綴(せいかいへんてつ)】だった。 「……あれ? 今の魔物、どこ行ったんだろう。まあいいか、続き(ほうき)を作ろう」 本人は自分の異常さに一ミリも気づかないまま、指先ひとつで地形を変え、運命を縛り、伝説の聖獣を「あやとり」で手なずけていく。 一方、彼を捨てた元パーティは、網太の「糸」によって維持されていた幸運を失い、破滅への道を転がり落ちていくことに――。 これは、あやとりを愛する無自覚な少年が、知らず知らずのうちに世界を再構築してしまう物語。

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カクヨム
カクヨム2026/03/14
  • 現在の作品『あやとり』が趣味の無能だと追放された俺、実は【世界の理】を編み直すSSSランク神職でした。暇つぶしに『四段はしご』を作ったら天まで届く神の門が現れたけど、俺の指先、何かおかしいですか?