あらすじ
岡山の高校に入学した望月結は、入学式の日の教室で“理想の自分”みたいな女の子と出会う。
同じボブ。
同じ黒縁メガネ。
同じひざ丈のプリーツスカート。
鏡からそのまま出てきたみたいな星野結愛に、結は一瞬で目を奪われる。
「この子になりたい」
そう思ったはずなのに、本当はもう少したちが悪かった。
この子の隣にいたい。
この子に見つけてほしい。
できることなら、うちだけを特別に見てほしい。
自己嫌悪、憧れ、恋。
少し危うくて、でもちゃんとやさしい春の百合小説。
これは、似すぎた二人が出会って、少しずつ自分を好きになっていく話。