あらすじ
商店街を突如暴走し始めた、移動販売車《ムーン・クレープ》。
運転席にはアルバイトの中学生、車内ではなぜかクレープが量産され、街には甘い香りと悲鳴が広がっていく。
店主の榎本小春は、寡黙な整備士・相澤蓮とともに、暴走車を追うことに。
なぜ車は勝手に走り出したのか。
なぜ蓮は、どこか苦しそうな顔をしているのか。
追跡の先に待つのは、父から受け継いだ店の秘密と、言えなかった想いだった。
アクション、ミステリー、そして少し不器用なラブストーリー。
甘くて騒がしくて、最後に少し胸が熱くなる短編です。