あらすじ

ホワイトデーの朝。一年生の日菜は「期待してない」と言い聞かせるほど落ち着かなくなる。駅までの五分が増えたこの一ヶ月、二年の蓮先輩との距離は少しずつ近づいたのに、返事を待つ日はやっぱり怖い。 放課後、いつもの帰り道。自販機の明かりの下で、蓮先輩は丁寧に選んだ紙袋を差し出し、「忙しさを言い訳にしたくなかった」と本音を重ねる。 日菜も震える声で「増やしたいです」と返す。 返す日も、物語の途中。春の手前の青い夕方に、二人の“続き”が静かに確かになっていく。

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小説を読もう2026/03/14
  • 現在の作品返す日も、物語の途中