あらすじ

「俺と結婚しよう!君と俺ならどんな山も乗り越えられる!一緒に登山家になろう!」 舞踏会の場で一人の男性がそう声高らかに宣言する。 愛の告白。それは誰もが興味引かれる一世一代の大勝負。 ただでさえ人の多い舞踏会で告白なんてしようものなら、周りにはチラチラとこちらを眺める人だかりができ、一瞬で社交界の噂の的になるのだろう。 ……だけど、それは普通のお話。 現在、私たちの周りの人間はこちらに見向きもしていない。それもそうだろう。なんせこの光景はすでに五十回は目撃されているからである! 「お断りいたしますルシス様。どう考えても『わーい!山登りするぅ!結婚するぅ!』とはならないでしょう。山登りではなく山籠もりされて、一度自分を見つめ直されてはいかかですか?」

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/03/14
  • 現在の作品変人伯爵令息に、惹かれてなんかいません!……たぶん