あらすじ
後漢末期。求心力を失った朝廷を後目に英雄達が覇を争った三國時代。
治世の能臣、乱世の奸雄と言われ大国「魏」の礎(いしずえ)を作り上げた曹操。
父、兄を相次いで亡くしたが、「呉」という大国を築き上げた碧眼児と呼ばれた孫権。
流浪に流浪を重ね、ようやく「蜀」の地を得て、漢室再興を目指した大徳と言われた劉備。
数々の勇将、知将が中国大陸を駆け巡った。
ある者は主君の為に戦い、ある者は自らの野心の為に戦い、またある者は己の存在理由の為に戦った。
そしてここに……。稀代なる知略を持った一人の知将が居た。
名をホウ統。字は士元と言った。
しかしホウ統はその知略を発揮出来ぬまま、戦場に散る。
もし、ホウ統が生きていたら、歴史はどう変わっていたであろうか……?
ホウ統を主人公にした作品です。蜀や劉備を中心に描いていますので、蜀贔屓な作品です。なので魏、呉のファンの方には不快に感じられるかもしれません。
歴史の「もし」はタブーですがそれをあえて描いています。