あらすじ
あの悪夢のような騒動から月日が流れた…
『スリリングな職場で一緒に働きませんか? ただし、全く危険はありません。
初心者も丁寧に指導致しますのでご安心下さい。
残業なし。
力仕事なし。
事務所待機制。
日払い応相談。
賞与…年4回(月給4.5ヶ月分)
社会保険完備。退職金制度あり。
時給2000円スタート。年中退屈している方、学生大歓迎。
頑張り次第で独立できます』
バイト情報誌にて毎週見かける怪しげな広告。
だれもやりたがらず、そしてネットにはその職場の恐怖を綴った意見が散見している。
594
『ここマジでヤバくね? 本当に幽霊が出た。ソッコーやめた』
595
『妖怪も居たぞ』
596
『私なんか異世界に飛ばされたんだが。戻ってこれたのが不思議でならん』
597
『本当の地獄をこの目で見た…。録画しときゃ良かった』
598
『でも所長美人だったよね。男だったら続けてたかも』
599
『海外に吸血鬼退治行くとか有り得んの? 明日から行くんだけど>>597の話とか聞いて超チビりそう』
600
『>>599オムツは必須。行くのやめとけ。っつーか職場やめとけ。確かに給料良くて一切危険はないが心臓に悪すぎ。コンビニのバイトの方がマシ』
近藤務は迷いもせず、所長が美人という動機から『呂隈心霊依頼所』に電話をかけるのだった。
それが、再び出会う事となろうとは…
近藤務は知る由もなかった。
2013年 11/27 執筆開始♪