あらすじ
小学一年生のユイと三年生のチカのもとに、白くてふわふわの子犬がやってきた。名前は「ソラ」。
家族が増えることに胸を躍らせる姉妹に、両親は言う。「これからはソラが一番」。
小さな命を迎える責任とともに、新しい生活が始まった。
ソラは好奇心いっぱいで、まだ赤ちゃんの歯で甘噛みもするけれど、少しずつ学び、成長していく。
やがて初めての“おさんぽ”の日。最初は地面に固まって動けなかったソラが、姉妹の声に導かれ、一歩ずつ歩き出す。
そこから、家族の日々に「さんぽの時間」が加わった。
桜のじゅうたんを歩く春。
夜明け前の静けさの中、光を探す夏。
落ち葉を踏みしめる秋。
白い霜柱がきらめく冬。