あらすじ

門藤諭吉こと俺は幡野香耶佳と幼馴染。どこかに出かけたりもする仲で、手をつなぐこともいとわない。それでいて互いに交際しているという感覚はない。むしろきょうだいのような関係だと思っている。 ことの発端は俺と香耶佳が手をつないで歩いていたところを名手あざみに目撃されたことに始まる。名手には妄想癖があった。兄が売れないラノベ作家で、兄の作品の多くを名手が監修している。男女交際を禁じた学園において俺と香耶佳が密かに付き合っていると解釈した名手は、「ふたりの関係を秘密にしておいてあげるから、言うとおりにしなさい」と脅迫する。どうも名手は、禁じられた関係をつづける俺と香耶佳に共感と妄想を抱いたようで、俺たちを応援するからと強制的に俺たちをクラスの駒にした。 俺はなりたくもない男子学級委員になり、香耶佳は風紀のみだれを正し、男女交際を糾弾する美化風紀委員にさせられた。名手が女子学級委員になり俺とコンビを組んだかたちになったのは、俺と香耶佳の関係をカムフラージュするためらしい。 そこから名手の暴走が始まる。名手は周囲に秘密を握る配下の者を多く従えていて、新聞部のパパラッチ伊沢もそのひとりであり、伊沢の情報収集能力を生かして、次々と配下を増やして学園を牛耳っている。 俺は無理矢理ラブコメの主人公にさせられた。それこそ問答無用に。しかもこのラブコメは俺の意思に関係なく進んでいく。門藤諭吉という存在が無用ではないかと思うくらいに。

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エブリスタ
エブリスタ2026/03/13
  • 現在の作品モンドウ無用のラブコメ