あらすじ
エミリアはずっとずっと目の敵にされていた。
兄である騎士団長のギルベルトの目は、氷のように冷たい。
隣に立つ妹のソフィニアも、憐れむような視線を向けてくる。
家族ではないと態度や目で常に伝えてくる人達。
魔法の才能が皆無なエミリアは、家族の中でただ一人、異質な存在。
使用人同然の扱いを受け、辛うじて屋敷の隅で生きてきた。
その後、前世の記憶を思い出す。
何故か探しに来たギルベルトは激怒し、剣を抜こうとした。
殺されそうになったが保護された人達が守ってくれた。
のちに、兄が殺そうとしたことを知られて彼らは落ちぶれていくことになる。