あらすじ
数多の魔物を屠り、恐れられてきた凄腕の傭兵トルクは、稼業で魔物の村を襲った際に、娘を守る妊婦のサキュバスに遭遇する。家族、親、そして愛に対して強い確執のあるトルクはその姿に動揺し、隙をさらしたところ『魔物を殺せない呪い』をもらってしまう。
その結果として幼少期からいた傭兵団を追い出され、自身の行く末を思い悩んでいたところ目の前に現れたのは、殺し損ねたサキュバスの娘だった。
「殺しをしないで貴方に復讐をする」
「意味がわからねえ。気でも触れたかよ」
「そんなこと言って良いのかしら。呪いの解呪方法を知りたくないの?」
「……くそが」
愛を語る小さな魔物の言葉をトルクは鬱陶しく思いながら、行動を共にする。
呪いを解き、以前のような傭兵稼業を続けていくため。
そんな気持ちで始まった一人と一体の日々。
その関係性は徐々に変化していく。
不器用な傭兵の男×幼いサキュバスの物語。
※約14万文字。既に書き上げているものを毎日投稿していきます。
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