あらすじ
『あなたの故郷に、次に嵐が訪れた頃。大陸は割れるだろう。民は分断され、その土地、その人々で、新しく文化が栄えるだろう』
『砂漠の土地に星が落ちた頃。あなたの子孫は西の最果てで泥を見つけるだろう。それは暗闇を照らす火を焚べる、薪となるだろう』
『太陽が七度欠ける頃。黒い雷が大地を覆うだろう。逃げ場はなく、多くの者が死に絶える。祝福を受けた者だけが、次の世に進むだろう』
『あなたに祝福を与えよう。あなたの子孫、あなたの望む人だけを導こう。次の世で、あなたは楽園の主人となるだろう』
滅亡前歴元年、天使は男に四つの予言と祝福を与えた。
遠い未来で人類の選別が行われること。
祝福を受けた者だけを次の世へ導こう、と。
数百年後、運命は回りだす。
祝福がもたらすは繁栄か、滅亡か。
死の淵から甦りし黒髪の青年、アスレイン。
予言に翻弄された世界と、彼がその命を全うするまでの物語。