あらすじ

勇者が魔王を倒す。 それはラノベでも、ゲームでも、漫画でも至極当然の事だ。 悪は討たれるべき。神の計らいかこの大陸でもその風潮は続いている。 数年単位で勇者が生まれ、数え切れないほどの冒険者が魔王城に挑む。 そして、魔王が倒されるべき存在である以上、誰かに魔王が構える魔王城が攻略対象になることは必定。 魔王城は攻略されるためのものにしか過ぎない。 勇者に倒され、歴史の糧となるべくして生まれた魔王。 勇者に攻略され、勝者の歴史から忘れられ、土塊となるために作られた魔王城。 神によってつくられたシステムには抗えない。 そんなこと、誰が決めたって言うんだよ。 「魔王が死なない世界を、歴史はきっと望んでいるはずだ」 魔王が構える魔王城。魔王を守る最大の盾とは魔王城。 魔王を殺させないためには、魔王城を攻略不可能にすればいい。 《迷宮創造者》はそう考えた。 全十の階層からなる魔王城。 その最奥・玉座の間には魔王が、第九階層にはその弟《迷宮創造者》・クロノが構えている。 その後、百数十年に渡り、魔王城は第九階層以降が突破されたことは無かった。 これは、魔王を守る弟と、彼が作った最強の魔王城。 それ等が紡ぐ、魔族の物語だ。

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小説を読もう2026/03/13
  • 現在の作品魔王の弟に転生したので、絶対に攻略出来ない魔王城を作ることにしました