あらすじ
高専4年、私は普通になりたかっただけだった。
地方の高専に通う橘美月は、明るく社交的で男女問わず友人が多い。
だが、幼い頃の経験から人との距離の取り方が分からず、気づけば男の家を泊まり歩くようになっていた。
そんな彼女が出会ったのは、留年して同じクラスにやってきた黒木透。
無口でだらしなく、恋愛に興味がなさそうな彼は、なぜか美月に触れようとしなかった。
触れられない距離のまま過ごす時間の中で、
止まっていた感情が少しずつ動き始める。
15才から20才。
多感な時期を共に過ごす「高専」が舞台。
大人になりきれない彼女が、
誰かと向き合うことを知っていく物語。