あらすじ
金曜日。
伊都の幼なじみであるほどくが世界から消失した。
伊都は代償と引き換えにどんな願いも叶えられるという人ならざる存在、ペトリコールに世界を壊したいと願った。ペトリコールは、伊都とほどくが嫌い合うことを願いを叶える条件とした。
伊都は、ほどくと絶交しながらも関係性を続けていた。伊都が世界を壊したいと願ったのは、両親から自由を奪われているほどくを救いたかったからだ。絶交の原因は、ほどくが無理やり音楽を辞めさせられたことだった。そんな折に事務所から声が掛かる。伊都は願いを取り下げ、音楽でほどくを救おうとするが失敗に終わる。伊都さえいれば幸せとほどくに励まされた伊都は、本心を打ち明け仲直りを試みるが拒絶される。
ほどくに無視される日々の中で、伊都はほどくのための曲づくりに明け暮れる。ある日、伊都は自分が認識されなくなっていることに気づいた。
伊都は、ペトリコールから既に他界していると告げられる。
※「第33回電撃小説大賞」参加作品となります。
※物語・あらすじ共に、完結までの後半部分は、3月20日(金)の19時に公開予定です。