あらすじ
学院最終学年の席替えで、先月断罪を仕掛けてきた王子コンラートの隣席を引き当てたユリアーネ。断罪は周囲の証言で不発に終わり、恥をかいたのは王子の側。だが席替えの結果は魔法抽選のため変更不可。最悪の隣人同士の半年間が始まる。「……消しゴム、貸してくれないか」「ご自分でご用意ください」「教科書、同じページ見せてくれ」「予習という概念をご存知ですか?」――断罪に失敗した気まずさで何とか関係修復を図る王子と、一切許す気のないユリアーネの冷たい応酬。しかし隣席での日々は、互いの意外な素顔を否応なく晒していく。