あらすじ
この国では、子供の娯楽が禁止されている。
笑うことはある。
けれどそれは、なぜか決まっているような笑い方だけだった。
ある日、少年レインは森で仲間たちと出会う。
虫が好きな少女ミレア。
明るくよく笑うサリア。
そして天才的な絵の才能を持つカイ。
ある出来事をきっかけに、レインは気づく。
「この国には娯楽がない」
だったら――作ればいい。
ノートに観察を書き続ける少年と、個性だらけの仲間たち。
彼らが最初に作ろうとしたのは、子供たちを笑わせるための紙芝居。
そのヒーローの名は――
ツルリマン。
だがこの国には、娯楽を許さない理由があった。
これは
笑いを忘れた国で、娯楽を生み出そうとする少年たちの物語。