あらすじ

人類が宇宙に進出してから数千年が過ぎ、誰もが宇宙船に乗り旅行することのできる時代。天野テントは幼い頃から父母のように宇宙で働くことを夢見ていたが、身体が弱く地球暮らしを余儀なくされていた。しかし大学1年の夏、ついに検査を突破し安い宇宙船をレンタル、宇宙旅行に繰り出すのである! 初めてだしオンボロ船だし、最も安全といわれる巨大船団におこぼれでくっつく通称弱小ツアーに満を持して参加したのだが……目の前には地球外生命体マルファの部隊が。ツアー船はパニックに陥り散り散りに逃げるが、いかんせんテントの船はぼろっぼろ、逃げ切れない、ぶつかる―――そう思ったが、ふと目を開けると他の船の姿がない。というか、地球もない! なんと、マルファのワープに巻き込まれてしまったのだ。残りの燃料で辿り着けそうな近さの惑星はひとつだけ。いちかばちか、降り立とう。奇跡でも起きれば、また目を覚ませるかな。 星に飛び込み――衝撃で気を失ったのか、はたまたここは死後の世界か。狭い脱出ポッドで目を覚ましたテントは、おそるおそる外に出る。息が、できる。地面もある。空は薄ピンクで、周りは開けた原っぱ、なにやら光る植物で埋め尽くされていた。現状がうまく理解できず戸惑っていると、遠くからすごい勢いで何かが迫ってきて……人間がいる!? 謎の惑星で生き延び、出会う人々、新たな居場所。世界の謎に迫る、冒険がはじまる。

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小説を読もう2026/03/13
  • 現在の作品星を飛んだ血術士は、暖かな居場所を見つけました