あらすじ
結婚7年目の川村奈々子、35歳。
夫との関係は冷え切り、会話もない日々。
結婚記念日すら忘れられた朝、奈々子は決意する。
「一人で沖縄に行こう」
青い海、白い砂浜。
非日常の景色の中で出会ったのは、桐谷亮介という男性。
建築士、既婚、彼もまた東京から「逃げてきた」と言う。
バーでの偶然の出会い。
月明かりの下での会話。
お互いが既婚者だと知りながら、惹かれ合っていく二人。
「明日、一緒に観光しませんか」
その誘いを受け入れた瞬間から、
奈々子の人生は大きく動き始める。
沖縄の美しい海が見守る中で育まれる、禁断の恋。
罪悪感と幸福感の狭間で揺れる心。
そして待ち受ける、現実との対峙――。
さざ波のように静かに、しかし確実に、
二人の心に刻まれていく愛の物語。
果たして奈々子は、どんな決断を下すのか。
大人の女性に贈る、切なくも美しい不倫小説。
※この作品には不倫・婚外恋愛の描写が含まれます。