あらすじ
「あなたは一体誰の味方なのですか?」
冒険者ギルドで何でも屋を自負するギュードは、宰相や王女、はたまた貴族派からと立場に関係なく様々な依頼を受けて行動していた。
そこに飛び込んでくる衝撃の情報。
蛮族との戦いは王国の惨敗だった。ゲンテの街に続き、ブレイダスの放棄。王都は大混乱に陥った。住民達の不満は自然と王国騎士団、そして王族へと向けられる。
王国騎士団では緊急の会議が開かれるも、有効な案が出されないまま責任の所在だけが問われていく。
王都に帰還したデルとフォースィ達は魔王軍との戦いに備えて一致団結を訴えるも、自分達の権力に固執する貴族派、さらにどちらの味方なのか読めないクライル宰相の行動。王都の中は先の見えない混沌が蠢き支配し続けた。
そしてついに動き出す貴族派。タイサの危惧していたことが現実のものとなる。その時、王女殿下のとった行動とは………